精神疾患にかかったら #精神疾患 #うつ病 #統合失調症 #双極性障害 #傷病手当金 #自立支援医療 #精神保健福祉手帳 #障害年金 #就労移行支援

こんにちは。

今回は、精神疾患との付き合い方などを書いていこうと思います。

 


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はじめに

Twitterなどで精神疾患に罹患した方やそのご家族からのTweetがたくさん流れてきて、この病に思い悩む人がたくさんいることを知りました。

実際、私も、どうすれば病と上手くつきあっていけるのか、生活はどうしたらよいのかと思い悩み、苦労しながらようやく寛解してきています。

ですが、寛解したとしても、再発のリスクは常にあります。私の場合は、寛解し、安定しても、周囲からの影響をとても強く受けやすくなりました。元気なころと全く同じように生活できるというわけにはいかないです。

今現在は、自分の病状の様子を把握しながら、就労支援に通っているところです。来年には就職活動を始めることになるでしょう。

30歳で発症し、かれこれ13年近く病と付き合っています。

この経験や知識が、多くの方の役に立ちますように。


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受けられる支援

私がはじめて精神疾患に罹患したのは12年以上前のことですが、当時でも受けられる支援はさまざまあったはずでした。

けれども、私には情報を得るための術がありませんでした。誰も教えてくれませんでしたし、そもそもそうした支援策があることすら知りませんでした。

3年ほど前、2度目の入院をし、その病院でようやく以下のような支援が受けられることを知りました。

傷病手当金

もし、精神疾患に限らず就労している人が傷病にあった場合、得られる手当金です。

これは申請してから最長で1年半は受けられます。

www.kyoukaikenpo.or.jp

正社員として働いている場合には、あるいはパートだったとしても保険に加入さえしていれば受けられる制度です。

自立支援医療

精神科に通院するときに、病院窓口での医療費の自己負担額が3割→1割になる制度です。世帯の収入などに応じて月々の上限額も決まっています。

対象は外来の診察、薬代、デイケア訪問看護にかかった費用で、入院費については対象にならないそうです。

各市町村の障害福祉へ行って手続きします。毎年の更新手続きと、2年に年に1度、主治医の意見書が必要になります。

www.mhlw.go.jp

精神保健福祉手帳(障害手帳)

はじめて医療機関にかかった日から6カ月経つと申請できます。

各市町村の障害福祉課で手続きをします。こちらも2年ごとの更新手続きが必要で、主治医の診断書の提出が必要になります。

この手帳を持つと、受けられる福祉サービスの幅が広がります。

  • 所得税、住民税などの控除
  • 携帯電話の割引
  • 映画館や博物館などの障害者割引
    など、住まわれている市町村で利用できる一覧表を用意していると思います。

www.mhlw.go.jp

障害年金

精神疾患により日常生活や就労面で困難がある人が対象になります。

  • 1級:他人からの助けを借りないと生活できない状態
    障害基礎年金:およそ81、000円/月
    ※厚生年金に入っていた方は、+障害厚生年金額 がもらえます。
  • 2級:他人の助け入らないが、日常生活がかなり制限を受ける状態
    障害基礎年金:およそ64,000円/月
    ※厚生年金に入っていた方は、+障害厚生年金額 がもらえます。
  • 3級:日常生活に制限はあるが、働ける状態
    障害基礎年金はもらえません。
    厚生年金に加入したことがある人は、障害厚生年金額がもらえます。

障害年金は、初診日から1年6カ月経った状態で判定されます。発病してすぐにもらえるわけではありません。

 ただし、情報として必要となってくることがいくつかあるので、それはメモなどして憶えていたほうがよいです。

  1. 初診日(その疾病に罹患して、はじめて医療機関にかかった日)
  2. 金保険料を納めているか
  3. 障害認定日(初診日から1年6カ月後)の状態が障害年金の等級に該当するかどうか

camellia-office.com

障害年金は必要書類がたくさんあります。病歴・就労状況等申立書はとくに自分の過去をほりさげて細かに書く必要があります。わりと大変な作業なのですが、自分や家族がやってやれないほどではないです。実際私は自分自身で仕上げましたし、提出書類もぜんぶ自分でなんとかそろえました。

こうした作業をしてくれる民間企業もあるようですが、ただでさえお金に苦しむ日々を送っているのにまたここで出費が重なるのは痛いことです。

ご自分やご家族で手続きされることを、私はオススメします。

就労移行支援

精神疾患に罹患すると、どうしても仕事をつづけることが難しくなります。

病状が寛解してきたら、生活リズムをつけたり、仕事の練習をしたりすることを目的に社会復帰を目指して就労支援を受けることができます。

就労移行支援とは、就労に向けたトレーニングを行い、働くために必要な知識やスキルを習得し、就職後も職場に定着できるようサポートのことです。

それぞれの所得に応じて市町村から補助が得られます。

www.cocorport.co.jp

いつも思います。

どうして私は、もっと早くにこれらの知識を得ることができなかったのでしょうか?

経済的な支援も、仕事への支援も、知ると知らないとではずいぶん心のゆとりに差が生じるのではないでしょうか?

これを読まれている方には、なるべく早くに手続きでき支援が受けられるようお祈りします。

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ここから先は、個人的な考えも含まれていますから、参考程度に読んでいただければよいかと思います。

生活について

いちばん気がかりになるのは、今の病状がどのような経過をたどるのかという点ではないでしょうか?

生活のしかたはそれぞれの個人の病状にもよるのですが、私の場合は躁状態が続いたあとかなりの鬱状態に陥りました。躁状態のときは自宅療養だと家族が厳しい状況になってくるので、この期間はなるべく入院されることをおすすめします。鎮静が必要です。

鬱状態のときは逆になんにもする気が起こらないので、ある程度自分で洗面したりトイレへ行ける場合には自宅療養されたほうが心は落ちつくんじゃないかと思います。

鬱期の場合も、動けるときにはなるべく動いたほうがよいです。動けないときは、しっかり休みましょう。なんにせよ、無理せず自分のペースでやっていくことが大事です。

焦る気持ちはすごく分かります。ですが、薬によるメディケーションをはかりながら、ゆっくりのんびりマイペースにリハビリをしていきましょう。

周囲の人は、自分の感情を押しつけずに、気長に「いずれは回復にむかう」と信じてのんびりかまえてください。無理強いをすると逆効果になり、再発リスクが高くなってしまいます。

少しずつ、自分でできることが増やしていければよいのです。

できないときは、できない、それでよいのです。そういう時期なんだと思って、やりすごしましょう。
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心について

心の問題については、固定観念に縛られている部分もあると思います。

自分が間違っていると常に思ってしまうとか、他人は自分の鏡であるとか。せねば、しなくては、どうしよう、絶対に、、、こうした言葉は呪いの言葉です。

人付き合いは、もっとフレキシブルでよいのです。

たとえば、誰かがあなたに理不尽な文句を言ったとします。

そのことをいつまでも気に掛ける必要性はまったくないです。

もちろん、自分に非があって直せることであれば、試みてもよいですが、たいてい人が感情を荒げるときというのは他にも要因があるものです。その人自身のストレスが溜まっていたとか、空腹だったとか、他にもその人が苛立つ要因があったけれどもそれが分かするきっかけがたまたまあなたの事象だったとか。その人自身でなければ、その人が感情的になった本当の理由なんて分からないんです。

だから、誰かが感情的になったことで、あなたがいつまでもそれを気にかける必要は八割くらい無いと言ってよいのではないでしょうか。

それに、あなたが「この人の言っていることはおかしい。理不尽だ」と思うなら、その人とは必要最低限に関わればよいだけです。関わる必要がないなら、関わらなければよいし。自分に嫌な感情を押しつけてくる人と、どうしていつまでもいっしょにいる必要があるんですか?

あなたがその人と関わりたいというなら、それは自由です。

けれども、関わってなんらメリットがないのであれば、そんな人とは付き合う必要などないのです。

 

ここで私の経験上、役に立ったことをお伝えしてみます。

カウンセリングの勉強

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私は、資格を取ろうと思ったわけではなく、自分の心の問題と向き合うために勉強をしました。

本や参考書を使ってもよいですし、通信講座で学習することもできます。

カウンセリング技術には、人の心を客観的にとらえる方法ストレスへの予防や対処法など心理的問題に介入していく方法がいろいろあります。

それらを学んでいくことで、自分の心の状態を知る手掛かりになります。

私はよく負の出来事があったとき、それを文章で書きだして、自分に何が起こったのか、負の感情はどうして湧いたのかなどを自己分析するようにしました。本当にそれは負の出来事だったのか?

そうすることで、次にまた同じような事象が起こったとき、感情的にならずにすむ手掛かりとなっていきます。

認知行動療法

カウンセリングについて学んでいくなかで、認知行動療法を知りました。認知行動療法は治療効果が高く、多くのカウンセラーさんが利用されている心理療法です。

簡単に説明しますと、「認知」というのは頭に浮かぶイメージや考えのことです。この認知を経て、辛い・不安・悲しいなどの感情が表出されます(もちろん、プラスの感情が表出されることもあります)。

認知は、勝手に起こるものではなく、自分で考えだすこともできるのです。自然にまかせてしまうと、今までの経験上から負の感情が出てくることがあります。でも、その負の感情のわいてしまう出来事を思いかえして、そこに新たな考えを見出すこともできるのです。

行動も同様に、自分で選択できます。いきなりガラッと今までと異なる行動をとることは難しいでしょう。ですが、なんども振り返りをし、シミュレーションを繰り返せば、いつか自分の思ったとおりの行動がとれるようになっていきます。

カウンセリング

どうしても自分で問題を解決するのが難しい場合には、カウンセリングを頼るのもよいでしょう。客観的に話しを聞いてもらえ、心の整理がしやすくなります。

ただし!!

※カウンセリングを受けるなら、病院や市などに所属している資格保有者が望ましいです

私は、いつか書けるときに書きますが、民間のカウンセリングを頼って、かえって病状が悪化し入院することになった経験があります。

カウンセリングを受ける場合には、かかりつけのクリニックや病院でカウンセリングを受けたいむねを主治医に相談するとよいと思います。臨床心理士さんが在籍するクリニックであれば、きちんと相談にのってくれるはずです。

あるいは、もよりの市町村の保健センターに相談すると、市のカウンセラーさんが対応してくれる場合もあります。

ひとりで煮詰まらず、手助けしてくれる機関を利用することは、病状悪化の予防につながります。

薬について

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私は個人的に、薬は少しずつ減らしたほうが良いと思っています。

これは私の経験談なので、うのみにせず主治医と相談のうえ進めてほしいのですが。

昔、いちばん最初に発病したとき、私はけっこう強い薬をたくさん飲んでいました。ところが、副作用により体じゅうに発疹がでたり、採血の結果、血小板が減少していたりと減薬せざるを得ない状況になりました。

そしたらです。

ずいぶん体が楽になりました。体が楽だと、気持ちも楽になるものです。

今も私は必要最低限の内服しか希望しないことにしています。

お医者さんは再発リスクへの恐怖心からか、減薬することに躊躇いがあるようです。ですが、患者には患者のインフォームドコンセントを受ける権利があります。

納得、同意できない場合には、薬を拒むこともできるのです。

内服薬すべてをやめることはリスクになると、それは私も思います。ですが、ざらざらと多剤を一皿の食事のように飲む日々は、かえって体を壊すと思いませんか?

もし、心当たりがある場合には、主治医に薬の整理を申し出るのもよいかもしれません。

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どうでしたか?

少しはお役に立てたでしょうか。

もし、あなたが精神疾患に罹患し、そのことで辛い日々を送っているのなら、それはあなたひとりだけの問題ではありません。

ほかにも多くの同じような思いを抱えている人がいます。

そして、そこに介入するための機関が存在しています。アンテナを張って、解決できる策を探してみましょう。

 

ひとつでも解決できるすべが見つかると良いですね!